2022.08.11
昨年のカンヌ国際映画祭に新設された[カンヌ・プレミア]部門に選ばれ、フランスのアカデミー賞といわれる「セザール賞」では主要部門にノミネートされたフランス映画『彼女のいない部屋』が、2022年8月26日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開されます。
フランスのとある地方都市。クラリスには夫のマルクと2人の子供がいる。彼女は車を走らせている。彼女は家族を捨てて家出をしたのだろうか。海外資料にあるストーリーは「家出をし女性の物語、のようだ」という1行のみ。
監督・脚本は、フランス映画界を代表する名優であり、監督としても高く評価されるマチュー・アマルリック。主人公クラリスには、今年のカンヌ<ある視点>部門最優秀演技賞にも輝くなど、いまヨーロッパで最も注目を集める女優 ヴィッキー・クリープス(『ファントム・スレッド』『オールド』)。
かつてないモンタージュで人間の感情を表現し切り、思いがけない展開に心震える、マチュー・アマルリック監督渾身の傑作。間もなくの公開をどうぞご期待ください。